CD ジュリーニ / ブルックナー第9番 / ウィーン・フィル
2008年12月 1日
★★★★★
でも今はジュリーニの指揮するウィーンフィルのブルックナーの9番(1988年録音、DG)を聞きながら涙してるんですけどね。
コンサートに行く人、行かない人。クラシック音楽愛好家はいずれかに分類される。ちなみに人類は2種類に分けられるのだが、それというのは、人類を2種類に分類したがる人とそうでない人、という風になるわけ。ハハハ、誰がうまいことを言えと。
私はどちらかというと積極的に行きたい方である。私の友人にも音楽会にはほとんど行かないという人がいて、それというのも、現在の音楽家はつまんないから、というのである。私は少し考えが違って、たとえばトスカニーニ、フルトヴェングラー、チェリビダッケ、カラヤン、ホロヴィッツ、ハイフェッツ、シュヴァルツコップ、なんつう、皆さん録音を通じてご存じのかつて地上に存在した超人たち。録音を通じすばらしいと思うし、少しずつ集めてもいるが、やっぱり音楽はホールで聴くもの。CDとかいうのはあくまでも副次的なものである。だって彼らは目の前にいないもん。あるのは再生装置とヘッドフォンだけ。むなしい。
音楽が、好きだー!と渋谷区の中心で叫ぶことの出来る人間の一人として、ホールに足を運び、演奏家と時間を共有する数時間が、いいよね、たまんないね。つまり、釣りバカ日誌を観てニヤニヤするのもいいが、実際に船に揺られてつりを楽しむのとは全然違うんである。あるいは釣りに行っていて、釣った魚を評して、ああ、昔の魚は良かった、と言うのもなんだかな、と思う。なんというか、昔の思い出を語るには私はまだまだ若いんよねーあっははははははは、と言うことである。私も70,80歳になったらすっかり意見が変わってるかもしらんけど。
でも今はジュリーニの指揮するウィーンフィルのブルックナーの9番(1988年録音、DG)を聞きながら涙してるんですけどね。これ、今日になってやっと聴きましたけど、噂にたがわずmu-chakuchaすごいですね。


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CDは売れないそうである。ぐんぐん落ち込んできているとかそうでないとか。台頭するダウンロード市場のせい?それともそもそもクラシック音楽を聴く絶対人数が少なくなっているせい?根拠はないが、どちらをとってしても、そうなのかもしれないねそうかもねと勝手に想像してもいる。哀しいことだ。


