ション鞭小僧    

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燃え上がる黒の木

2008年3月 9日

私は二日酔いであった。しかし気力を振り乱し(乱しはしないか)洗濯をした。ボタンを2度押せば全てあとは完全労力フリーな全自動洗濯機の便利さに感謝し、バタリと倒れた。幾ばくか時が経過した後、パソコンの電源を入れた。気になるあの子からのメールが来ていないか確かめるためだ(ウソ)。しかし5分もしないうち私が見つけたのはときめくあの子からのメールなんかではなく、燃え上がるピアノの画像であった。山下洋輔氏のパフォーマンスであった。

アルコールで靄(もや)のかかる脳に浮かんだ最初の感想は「またやったのね」である。私は生まれていなかったけれども、彼が過去にそういうことをやったことがあるらしい、という事は知っていた。そしてその写真だったか映像だったかも確か見たことがあるように思う。今回はニュース画像が掲載されており、実際に見に行かれた「おかか 1968」ダイアリーのレポートもあり、クリック一発、情報化社会とはよく言ったものだよと慨嘆した私である(最後、テキトー)。

こういうパフォーマンスには非難がつきまとう。地球の反対側では食べられずに死んでいく子供たちが・・・といったものから、音楽家にとって神聖なる楽器をぞんざいに扱うなんてゆ、ゆ、ゆ、許せ・・・ドター!(興奮のあまり昏倒した音)、とか、ま、そういうことだ。私個人としても、積極的にやって欲しい、と思うたぐいのパフォーマンスではあまりないけれども、聴いてみたかったなという気持ちがないわけでもない。

しかし、そんなことより何より気になるのは、ピアノのお値段であった。小心で恐縮だ。メーカーにより種類により値段は異なるが、ピアノは高級家具である。少なくとも100万円はする。ニュース記事にはピアノメーカーは記されておらず、写真でも解らないのだけれども(さすがに最も高いコンサート用のフルサイズのものではなさそうだ。良かった。)、高いことに間違いはないと考えてくださってよい。それが10分で消費されたようなのである。よろしいか、たったの10分である。ああ、ああ、いいのかな、PTAはなんか言ってこないかな、と6畳間で指をくわえておろおろするより他わたくしはなすすべを知らぬ。

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コメント (4)
1

ああっ なんとピアノが……グランドピアノが……。
しかも、石川県っ
千里浜は、かつてよくドライブしたっけ……
しかも山下洋輔っ ピアノ演奏聴きたい……
実家金沢にいたらば、ぜ〜ったいみにいきます。
そしてしみじみ、圧倒的な諸行無常(無情?)な光景を味わいたいです。日本海に沈む夕陽と燃えるピアノ……るるるるる〜(T.T)
し、しかし、わたしのいまの夢は、いつか自分のグランドピアノを持ちたいと……
燃やすのなら、くれ〜〜〜(^◇^;) ってのも、本音かも。
ああほんとに、もったいない(まあ、これはまた別問題でしょうけど〜)

2

まりこさん

そういえば私も昨年夏いしかわに行きました折、一度あの道をブブブーっと走ったのでした。なかなか得難い体験でした。そしてそこで燃え果てるピアノ。うーむ。

まあ多分次のパフォーマンスはないでしょう。さすがに3度目というのはあらゆる意味で詰まらぬ。観られなくてちょっとだけ残念。ほんのちょっとだけ。

3

これ、直前まで行くか迷いました。
なかなか観られる&聞ける?チャンスありませんものね。
でも行かなかったのでありません。やはり後悔。

4

メトロノームさん

うーむ。やはり悩まれたのですね。私はどんな音が出るのか、聴いてみたかったです。普通ピアノの音はだんだん飽きてきましたので(ウソです)。目指せクールサウンド!

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